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カプトプリルテスト(その1) [日記]

6月22日

カプトプリルテストを受けるため病院へ。

カプトリルテストとは何かというと…
アンジオテジンに働きかけ、血圧を低下させる働きがある薬らしいのですが
原発性アルドステロン症の場合、アルドステロンが過剰に分泌されているため
どうもこれを飲んでも血圧が低下しにくいらしい?です。
詳しいことはよくわかりませんが、カプトプリルを飲んだ時の血圧の値と
血液中のレニンとアルドステロンの割合を見て
病気かどうか判断するテスト…ということらしいです。

8時から受付ということなので、余裕を見て自宅を6時半に出発。
思ったほど道路が混んでいなくて、7時半には到着。
ちょっと早すぎたかな…。

でも、すでに再来受付の順番待ちが出来ていて
それに習って私も並びました。
朝食抜きの検査なのでお腹がぐ~。ああ、なんか食べたい…。
最初に採尿検査があるということだったので
朝家を出る前に用を足していた私は、水を少し多めに飲んでました。
(水だけは飲んでいいと言われていましたので)

そしてそのせいで…
なんか思ったより早く尿意がやってきてしまい…
我慢しつつ待つこと30分。
やっと8時になり受付して中央検査室なるところに行ってみると
なんとこっちの受付は8時半から(^^;)
がび~ん、まだ後30分もあるのか…。も~無理だ、我慢できない。
…ってことで、中にいた看護師さんにその旨話して
受付前に採尿検査だけすませました。(あー恥ずかしい)
…って、わざわざブログに書くことでもないんですが(^^;)
聞けばこういう人は他にもいたらしいです。
なんか、ほっ…。


その後、早々に検査はスタートしました。
今回は、早口で平野レミ似の看護師さんが担当。
その検査内容と言うのが…

まずは30分安静。(読書、音楽、スマホは厳禁)

そして血圧、体温測定。
採血。

その後、カプトプリルを飲んで再び安静60分。

そして血圧、体温測定。採血。

そして、再び安静30分。

最後に血圧、体温測定。採血。

…ってな流れです。
薬を飲み、ひたすら安静にして血圧を測り血を抜かれ…を繰り返します。

なんか血圧は思ったほど下がっていないような…?
やっぱり病気確定かな…?

安静中、ベッドでひたすら横になって、特にやることもないので
考えることと言えばやはり、旦那tanarに任せてきた愛娘あーたんのこと。
朝ごはん、お昼ご飯の用意は早起きしてすませてきましたが
tanarパパはちゃんとご飯あげてるかな?
起きて私がいなくて泣いたりしてないかな?
お昼寝いつもどおり出来たかな?
バタバタ歩いて転んだりしないかな?
私がいなくて本当にだいじょうぶなんだろうか?

…上げればキリがないことを延々と考え…

ふと、気づいたこと。

ん?

これは…まさか再びの尿意??

そう、朝水を飲みすぎたのです(^^;)

あ~…、まだ検査が終わるまで1時間くらいあるって言うのに…しまった…。
うひょ~、やっちまったな!状態です。

残り30分になった採血の時に、「安静時、途中トイレってだめですよね?」
…と聞いたら、「そうですねえ…できたらちょっと…」と困り顔の看護師レミさん。
聞いた私が馬鹿だった。
「わかりました。なんとかがんばります!」
…と、鼻息荒く変な決意表明?をして、30分ひたすら体だけは安静にしてました。
頭の中はまあ安静どころじゃなかったですけども…(^^;)

採血が終わると、レミさんが「どうぞ、早くトイレ行ってください!
荷物そのままでいいですから」…と。
私も「はい!」と妙にいい返事をして、脇目も振らずトイレ直行です。
この時ばかりは愛娘のことも頭から飛んでました。

そしてホッと一息(笑)

「大丈夫ですか?フラフラしませんか?」検査後、レミさんに聞かれ
「だいじょうぶです」と、答えました。
「ご飯しっかり食べてくださいね」と、にっこり笑顔のレミさん。
ああ…、この人感じがいいなあ…。

そしてこの日は検査終了。

ああ…寝てるだけなのに結果我慢大会みたいになっちゃって疲れた。
ホッ一息ついて会計を待っていましたが
…あれ?やっぱりなんかちょっとフラフラするな。

薬のせいなのか、朝食を取っていないせいなのか、何本も血を抜かれたからなのか
あるいはその全部なのか、微妙に頭痛とフラフラ感が…。

帰りは久々にどこかで一人外食しちゃおっかな~♪
…なんて企みも脳裏にあったのですが、なんか調子も悪くてそんなテンションでもなくなりました。
ああ、とにかくすぐに家に帰りたい…
早くあーたんに会いたいし、おいしいものなんて一人で食べたってつまんない…
とりあえず手持ちのパンで飢えをしのぎ、一息ついてからご飯を買ってさっさと帰宅。

帰宅すると…

あーたんはご機嫌でパパとご飯中でした。
「だいじょうぶだよ。いい子にしてたよ。泣かなかったし、いっぱい遊んだよ」
モグモグおいしそうにご飯を食べるあーたん。
パパもちゃんとがんばってくれてました。

ああ…やっぱり、早く帰ってきてよかった。
フラフラするけど、少し気分がよくなってきました。

そして思うこと。
いつも私がいないとあーたんはダメなんだと思い込んでますが
実は逆で、あーたんがいないとダメなのは自分の方なのかも…。

何にしても…やっぱり家が一番だな~と噛み締めた一日でした(^^)

つづく
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薬の変更 [つぶやき]

不妊治療の末、あーたんを出産した後高血圧になって…
その際にお医者さんが私に出してくれた薬はアルドメットという薬でした。
この薬は妊婦が飲んでも大丈夫な薬です。
一応次の妊娠を希望していたので、この薬をずっと出してもらっていました。

顕微授精の際、3度目の正直?で妊娠して…
その際、凍結した受精卵は実はまだ一つ病院に残っています。
たった一つがまたくっついて妊娠できる可能性は儚いものですが(年も年だし)
それでも可能性はゼロではありません。
だから、何事もなければこの秋にチャレンジしてみようかと思っていたのですが
それもどうやら無理のようです。

M内科の先生に真っ先に言われたのは
とにかく今は絶対に妊娠してはいけないということ。
妊娠したら確実に高血圧になるし、その他にもいろいろ危ないらしい…。
話を聞けば聞くほど、前回病気に気づかず妊娠してあーたんを無事出産できたのは
なんだか奇跡に近いことのようです。

はー、とりあえず生きててよかった。あーたんも無事でよかった…(^^;)

そんなこんなで…
妊娠できないことが判明した今
アルドメットを飲んでいることにあんまり意味はないので
薬をアムロジピンに変更してもらいました。

ちなみに「原発性アルドステロン症」は副腎に病変が出来て起こるのですが
その形態によって治療法が異なります。
副腎は2つあるのですが、片側だけに腫瘍や過形成があった場合
手術して取り除く方法があります。
手術可能であれば、病巣がなくなるのでたぶんこれが一番いいパターン。
仮に完治できれば妊娠も可能かもしれません?
ただし、片側副腎になってその後遺症というものも場合によってはあるらしい?


両側に病変があった時や手術が出来ない場合は
薬で治療することになります。
アルドステロンは塩分を取り込み血圧を上げるだけでなく
それ自体が心筋梗塞やら腎不全やらいろいろ引き起こす危険因子らしいので
この働きを薬でブロックするわけです。
もしこっちの一生薬治療のパターンだとすると、妊婦は飲めない薬なので
妊娠は完全に無理ということになります。


どっちみち、時間は着実に流れていくので
どんどん年をとっていく~~あ~れ~~(^^;)

あーたんに姉妹計画はちょっとキビシイかなあ…。
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忙しい検査 [日記]

…そんなわけで…

今までかかっていたお医者さんが休業状態になってしまいました。
代理先生は飽くまで代理。
紹介状は書いてくれるものの、薬を出すのは無理…ということでした。
なので、別に薬をもらえる病院を探さなくてはいけなくなりました。

検査は大きい病院でやるとしても、日常的な薬は近所の病院の方がいいよなあ…。

…ということで、電話があった翌日
自宅から一番近いM内科へ行ってみることに。

M内科は今までかかっていたY内科が急に閉まってしまったので
激混みでした。

M先生は…

愛想のあるタイプではありませんが
きちんと私にでもわかるように説明してくれる
とても頭の良さそうな(←医者なんだから当たり前?)先生でした。

とりあえず、事情を話してこれまで飲んでいた薬を出してもらい
精密検査を受けるための病院を予約・紹介してもらいましたが
この病気の最終的な判断を下すための検査を出来る病院は県内で1つT病院のみ。

…って…そ、そうか…そんなにレアな検査なのか…(^^;)

よくよく話を聞いてみると、検査には結構時間がかかるらしく
3泊4日の検査入院も必要らしいです。
うう~む、とりあえずは検査だけ…と思っていたら
検査の段階で話がすでに大事になってきました。

Y内科さんで市内の病院の予約を取ってもらっていましたが
どちらにせよ最終的にはT病院に行かなくてはならないらしい。
…ということで、そちらはキャンセルしてT病院の予約をしてもらいました。

いろいろ話をしてるうちに腰が引けてきた私。
それを見てM先生は
「とりあえず、簡単に出来る蓄尿検査があるからやってみる?
それやっとくとこの病気かどうか大体の判断はできるから」

そんなわけで、まず蓄尿検査を実施することになりました。

自宅できっちり24時間採尿してそれを容器に溜めて
尿の中のアルドステロン値を見てみると言う検査。
検査の前日には敢えてしょっぱいものを食べて体内の塩分濃度を上げる必要があります。
塩分濃度が上がると、正常なら体は血液中の塩分濃度を下げようとするので
塩分を体内に留めるアルドステロン値が下がるらしいのです。
正常かどうか、尿中のアルドステロンの量を見て判断するわけです。

で、丸一日、採尿。

トイレのたびに採尿って、意外と忙しい検査なんですよ。
愛娘あーたんがトイレの外でグズりながら私を待っていて
やたら急かされる時間帯なんかもあったり…
尿をうつす容器は大きいのですが、採尿するコップのサイズは決まっているので
ちょっとこれどう考えてもサイズ足りないんだけど??…みたいなこともあり…
でもって、今まで苦手だった採尿の技術?だけは格段に向上しました。
…って、どうでもいい情報ですね(笑)

そんなわけで蓄尿検査をした結果…

アルドステロン値はやはり通常より高いらしいです。
素人なので、どれくらいが基準なのかわかりませんでしたが
先生が高いというのだから高いのでしょう。

うう~む。
そんなわけで、さらに病気の疑いが高まってきたわけです。

つづく。
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寝耳に水な展開 [日記]

4月某日。

突然、ここしばらく通院していた近所の内科のお医者さんが
病気で入院してしまいました。
1年4ヶ月前に娘を出産してからずっと高血圧続きの私。
今は落ち着いているものの、ずっと薬は飲んでいる状態です。

医者の不養生とは言うものの…
さて、こまった。どうしようかな?
新しい病院探さないと…なんてことを思っていた矢先
そのお医者さんの息子の代理先生から、自宅に突然電話がかかってきました。

なんでも、過去に調べた私の血液検査のデータをチェックしていたら
とあるホルモン値が異常に高いとのこと。
大きな病院できちんと検査をして下さい、と言われました。

突然の電話で、寝耳に水の状態。
しかも娘が傍らできゃいきゃいはしゃいでいて
よく聞こえず…話の内容がなんだかよくわからない私(^^;)


…何?アルデス…アルドステロン…の値が高くて
レニン?とのバランスがおかしい…?
割った値が高すぎて、副腎異常の疑い?…ん~?


…要するに、ザックリこういうことみたいです。

副腎で生成されるアルドステロンというホルモンの値が
何らかの原因で高くなってしまっていて
それが原因で高血圧になってしまっている疑いがあるとのこと。

ネットで調べてみると…

「原発性アルドステロン症」というものらしいです。
検査してみないとはっきりとは言えませんが、どうもその病気の疑いがある、と。

何だ、その厳つい名前の病気は…。

しばし、聞いたことない病名に愕然としましたが
思えばなんか腑に落ちる点も…。


別に塩分取りすぎてもいないのに(むしろ薄味が好みなのに)
「味の濃いもの食べてませんか?塩分は控えてください」
…と、妊婦中からお医者さんに散々呪文のごとく言われ続け…
健診で血液検査何一つひっかからないし
別にメタボでもないのに毎度血圧だけ変に高くて…

頭の中はずっと???…と、?マークだらけ。
だいぶ気をつけてるけど、一体これ以上何をすればいいんだろう?
…と、何か釈然としないものを感じつつ
とりあえず生活と食べるものには気をつけてきました。

そんなところにこの電話。目から鱗です。
なるほど、これが原因か…!?(まだ確定じゃないけど)

アルドステロンというホルモンは、どうやら血液中に塩分を取り込む
働きをするようなのです。
通常はレニンというホルモンと相互に作用し合って
アルドステロンが上がったり下がったりしながら
血液中の塩分濃度をうまく調節する仕組みになっているのですが
副腎異常があるとそこがうまくいかず、アルドステロン値が異様に高くなり
血液中の塩分濃度が上がるみたい。
そして血液中の塩分濃度が高くなると、濃度を調整のため血液中の水分量が増えます。
すると血圧が高くなる…というわけです。

つまり…アルドステロン値が高いと不摂生せず普通に食べていても
塩分濃度が高くなってしまうということ。
逆に言うと、しっかり塩分を控えるというのはこの病気にある程度は有効のようです。

ちなみに…

代理先生が気づいたこの病気疑い、以前の血液検査データを
見ていて判明したものの…
そのお医者さんは検査直後、見落としてしまったようです。(おお~いっ(^^;))

今回先生が入院するという自体がなかったら、おそらく一生気づかなかったでしょう。
…と考えると、なんともオソロシイ…(^^;)

現段階では降圧剤の力を借りているので、たぶん血圧が極端に上がることもないのですが
降圧剤は結果として起こっている症状を抑えているに過ぎないので
やはりこのまま…というわけにはいきません。

…ということで、なんとかする方向で動くことになりました。

さて、これからどうなることやら…。

は~っ…
思い出してここまで書いたらなんか疲れてきた。
…ということで、続きはまた後ほど…。
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はじめに… [つぶやき]

人間ある程度長い間生きていると
色々予測不能なことにぶち当たるものですが
どうやらこの度私、とある病気になってしまったようなんです。

まだ、精密検査前ではっきりした診断が下ったわけではないのですが
どうも「原発性アルドステロン症」という病気の疑いが濃厚らしい?

結婚12年目、なかなかできなかった子供をやっと授かり、現在1歳4ヶ月。
やっとあんよ出来るようになった愛娘を相手に、毎日ドタバタです。
こんな忙しい最中、なんだかさらに自分自身が忙しいことになってしまいました(^^;)

何か記録を残したいとか、誰かの役に立ちたいとか
そんな殊勝な気持ちは微塵もなく
ただ、このまま何も書かずにいるのも妙に落ち着かないし
自分の覚え書きのために、ひとまずブログを立ち上げてみました。
よくわからない病気なので、なんか書いておけば気分的にも落ち着きそう?
それで何か自分の役に立ったら一石二鳥かな…ぐらいのものです。

先に立ち上げたブログ「アトリエちっとぱっこ
http://atelier-yucky.blog.so-net.ne.jp/)」とは
ちょっと趣が異なる感じになるかもしれませんが(たぶんね)
興味のある方、よろしくお付き合いください。
興味のない方、無理して読まなくてだいじょうぶです(笑)

ちなみに現在、育児で時間的にあまり余裕もないので、時間が出来たら書く
…というスタンスでいこうと思っています。

不定期更新になっちゃいますが、よろしくお願いします。

…ということで、新ブログスタート!
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